シラーズ(SHIRAZ)
果皮が濃いタイプの葡萄(通常赤ワインの醸造に用いられます)
仏ローヌではシラー(SYRAH)と呼ばれる品種と同じですが、オーストラリアと南アフリアでの呼称であるシラーズ(SHIRAZ)が一般的に消費者に知られるようになっています。
1832年にフランス南部のモンペリエからオーストラライアのニューサウスウェールズ州に持ち込まれ、その後、土地との相性の良さからオーストラリア全土に普及しました。
今では、オーストラリア全域の総栽培面積の3分の1でシラーズが栽培されているほどで、オーストラリアを代表する品種ナンバー1と言えるでしょう。
その栽培量の多さから1970年代にはカベルネ・ソーヴィニヨンより低い評価がされていたそうですが、古いシラーズの樹から造られるワインの品質に対する高い評価が、シラーズに脚光をあて現在に至っています。
色が濃くたくましい味わいを楽しめるワインになる品種ですが、ローヌのシラーが黒胡椒などの香辛料そしてゴムっぽい香りと味わいをしているのに比べ、オーストラリアのシラーズはどちらかといえば甘くチョコレートのような香りと味わいをしています。
またシラーの頑固なまでに深く濃い赤い色と比較すると、オーストラリアでは濃く黒っぽいものから、褐色のもの、デイリー用の薄い赤色まで幅広いワインが生産されています。
葡萄分類学上はまったく同じでも土壌の力でこれだけ違いが出てくるのは当然といえば当然ですが、同時にこれがワインの奥深い不思議な魅力だと言う事ができると思います。
長期のボトル熟成に耐える品種です。
オーストラリアでは「シラーズ」単一品種で、またカベルネ・ソーヴィニヨンとのブレンドワインとして多くのヴァラエタルワインのラベルに輝かしくその名前を記しています。
シラーズから出来たワインはこちら
ロビンソンファミリーヴィンヤード・カベルネソーヴィニヨン2004
メイソンワインズ・ピクニックレッド

